私の選ぶ阪神タイガース平成のベストナインとミスタータイガース
阪神球団がこんな企画をしていたことを後で知りました。
実は私もはてなハイク時代の今年1月、自分がリアルタイムで見た選手のベストメンバーを選んでいました。ファンになったのは亀山・新庄フィーバーの1992年なので、平成ベストナインとほぼ重なります。(リンクは17onから)
https://17on.site/RASEN-KAIDAN/220000
https://17on.site/RASEN-KAIDAN/219999
まず球団とファンが選んだメンバーは以下の通り。
【投手】ランディ・メッセンジャー
【捕手】矢野燿大
【一塁】トーマス・オマリー
【二塁】和田豊
【三塁】今岡誠
【遊撃】鳥谷敬
【左翼】金本知憲
【中堅】赤星憲広
【右翼】福留孝介
【代打】桧山進次郎
【中継ぎ】ジェフ・ウィリアムス
【抑え】藤川球児
続いて私が選んだメンバー。数字はキャリアハイです。
〔オーダー〕
1 指 赤星 2003
2 二 和田 1994
3 三 今岡 2004
4 中 新庄 2000
5 左 金本 2005
6 一 新井 2010
7 右 桧山 2004
8 遊 鳥谷 2010
9 捕 矢野 2003
〔先発〕
井川 2003 メッセンジャー 2014 能見 2011
藪 1998 下柳 2005 藤浪 2015
〔救援〕
田村 1993 古溝 1994 伊藤 2000
渡辺 2011 福原 2015 呉 2014
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ファンが選んだベストナインには順当なメンバーが並んでいます。私が嬉しかったのは【二塁】和田豊。私は1992年以来のファンですが、球団歴代ベストナインを選ぶと、いつも元監督の岡田彰布に二塁を獲られてしまいます。さらに2003年以降しか知らない世代には、2003年の首位打者である二塁・今岡誠が選ばれることが多く、この手の企画では悔しい思いをしてきましたので、初めて報われた気分です。
逆に残念なのは【中堅】。赤星が選ばれることに文句はありませんが、1990年代からのファンとしては、52対48で新庄剛志を選びました。最近買ったDVDの影響もあって、それだけでは済まず、2000年のシーズン限定の夢をまた見てしまったので《4番 中堅 新庄》! しかし赤星も外せないので、苦肉の《1番 指名打者 赤星》。
【右翼】も現役の強みである福留孝介ではなく、桧山進次郎かマット・マートンを推します。【一塁】にオマリーが選ばれたのは意外、数字で見れば2003年に38本塁打を打って優勝に貢献したジョージ・アリアスか2010年に47本塁打を打ったクレイグ・ブラゼルが選ばれそうな気がしますが、『オマリーの六甲おろし』が利いたかもしれません。他にゴメスやシーツも候補ですが、外国人選手からは絞り気れず、私の中では新井さんに。
矢野監督が【捕手】で選ばれるのは当然。一方【投手】では二度の優勝時にエースだった井川慶ではなく、メッセンジャーが選ばれたのも現役の強み。私の中では(右のメッセンジャー/左の井川慶/顔の能見篤史)の争いでした。2018年のシーズン終了時点では、メッセンジャーが95勝、井川が阪神時代に86勝(MLBで2勝、オリックスで7勝)、能見が102勝。通算勝ち星では能見さんがトップですが、チームのエースであり続ける継続性が重視されたと言えそうです。早く藤浪が三人を超える日が来ればいいのに。
【中継ぎ】と【抑え】はウィリアムスと藤川球児。これは当然ですが、私は田村勤と呉昇桓を推しています。和田監督時代のクライマックスシリーズでの3イニング跨ぎを含む6連投には熱くなりました。更にひねくれが過ぎるとJFKを一人も選ばずに、中継ぎ労働課の伊藤敦規と寅さん古溝、更に顔を基準に渡辺亮まで選んでしまいます。因みに去年DeNAから移籍してきた尾仲祐哉投手は投球フォームも身長も渡辺亮に似ています。
【代打】の桧山も嬉しい選出ですが、桧山を【右翼】で選びたい私は、【代打】には真弓か八木。最近You Tubeで1990年代の映像を上げてくれるアカウントがあるので、真弓さんに決まり。
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そう言えば監督が選ばれていませんが、順当にいけばチームの成績・采配・編成で星野仙一監督で決まり。でも監督にも和田さんを選びたい私は、その時の二塁は平野恵一になります。平成のミスタータイガースは…もう言うまでもないでしょう。