鳥谷と西岡がダブる、そして高代コーチ。
去年の西岡と今年の鳥谷が重なって見えます。ベテランになってもショートを守るために身体を絞ったらパワーが落ちたように見えるところがです。
やはり去年三塁から二塁に移らされたのに無理がありました。そこからまた遊撃に戻るのはキツイ。2000本安打も球団最多の2065安打も超えて、次の目標が見えないなら、ショートで燃え尽きたいのもわかますが、スタメンで出るなら、基本三塁で時々遊撃が現実的です。今年の阪神は三塁大山でほぼ固定だから、去年大山と競わせて『三塁で首位打者を狙う』みたいなifがあれば。
(因みに西岡は金本監督の気まぐれに見えても、外野兼一塁しかなかったでしょう)
それと気になるのは今年から二軍に移った高代コーチ。現役時代はショートでゴールデングラブ、日本一の三塁ベースコーチという経歴に不満はないですが、上司である監督にモノ申せる人かといえば疑問があります。就任したのは2014年ですが、翌2015年の交流戦の頃、背中に死球を受けて動きが悪くなった鳥谷を『休ませよう』と進言した、などという話は噂でも聞きません。和田監督のファンだった私は、大抵のことは許容しますが、この時期に鳥谷のフルイニングを止めなかったことは評価していません。2015年の中盤だけでも鳥谷を三塁か指名打者に移しての『遊撃・大和』を見られなかったのは今でも痛恨です。
高代コーチに話を戻すと、金本監督の時期でも例があります。鳥谷のフルイニング出場は2016年に止まりますが、2017年は三塁コンバートをで成績は復調。ところが昨年の2018年、一定の数字を残した三塁からプロ入り以来公式戦では全く経験のない二塁へコンバート。 それもあって成績は下落。二塁コンバートに無理があることを金本監督に伝えなかったのでしょうか。守備走塁コーチとして有能な高代コーチでも、リーダーを諌めることにまでは長けていなかったと言えそうです。
(オリックス時代の岡田監督の下でヘッドコーチを務めた2011、12年はBクラスでした)
奈良県民の私は、同じく奈良県出身の高代コーチを、和田監督の後にいきなり金本監督では無理があるから高代監督でどうか?と監督就任を夢想したことがありますが、もう実現は出来ないでしょう。
レギュラーでない鳥谷がチームでの役割を見つけられるかは今年の注目の一つでした。現在代打として苦境を過ごす鳥谷ですが、桧山が代打として評価されるようなったのは2007年の8月以降。まだまだ時間はあるので、気長に待ちます。実は最近よく通ってる居酒屋のマスター(巨人ファン)が、『矢野が2~3年やったら次は鳥谷』みたいなことを言っていたのですが、それは由伸の悲劇の再来を生みかねないので勘弁願いたいです。
17on六週目・2019年 4月29日~5月 5日/風邪のリハビリで京都丹後鉄道に乗る
https://jun-moon.hatenablog.jp/entry/20190429/1556498193
私だけ遅れてると思ったら、皆さん苦労されてました。それでも8.5時間です。
そのあと一ヶ月振りの居酒屋は予想以上に染みました。店での会話は明日公開。(多分)